最近家で過ごす時間も増えた。
家にいると何か物足りないし、音楽もいいけど何か映像も背景にほしい。
垂れ流しにできるような映画はないかな…?
映画を垂れ流しにするのが好きな私が、朝・昼・夜に垂れ流しにしたい映画をそれぞれピックアップしました!
私は、画面に釘付けで頑張って映画を見るというより、ぼーっと何も考えずに「なんとなく」映画を見るのが好きです。
今回は、ゆったりと時間が流れるような、そしてその映画の世界の空気に包まれるようなものをピックアップしました。
- きれいな映像を見たい
- 真面目に映画を見るというより、垂れ流しにしたい
- ゆったりとした時間が過ごせる映画が知りたい
朝におすすめ:『たまたま』
[ 出典 ] 『映画「たまたま」予告編』シネマトゥデイ(YouTube)
監督:小松真弓
出演:蒼井優、森山開次
公開年:2011年
製作国:日本
あらすじ:おとぎ話のような、美しい風景の映画
たまたま=偶然の出会いや人と人とのつながりによって生まれる日常の小さな奇跡や希望を、アイルランドの美しい風景にのせて描く。
[ 出典 ] たまたま:作品情報(映画.com)
CMやミュージックビデオを手がけてきた小松真弓監督による長編映画監督デビュー作です。
誰かの夢の中をのぞいているような不思議な世界
何が言いたいのかわからないけど、見ていて心地が良い。
蒼井優が何かを探しているような、いないような、偶然を描いているような、でも何かに急かされているような。
いつか寝ているときに見たことあるようなないような、「夢」のような映像です。
誰かの夢をのぞいていると思って、夢うつつな気分で見るとちょうど良いと思います。
窓を開けて、朝の気持ち良いそよ風に当たりながら垂れ流しにしたい映画です。
おとぎ話の世界に連れて行ってくれるような、小さい遊園地やパレードが思い浮かぶような音楽だと思いました。
昼〜夕方におすすめ:『新しい靴を買わなくちゃ』
[ 出典 ] 『映画「新しい靴を買わなくちゃ」予告編』シネマトゥデイ(YouTube)
監督:北川悦吏子
プロデュース:岩井俊二
出演:中山美穂、向井理、桐谷美玲、綾野剛
公開年:2012年
製作国:日本
あらすじ:たった3日の儚くも美しい恋
妹のスズメ(桐谷美玲)に連れ添ってパリに来ることになったカメラマンのセン(向井理)が、落としたパスポートを日本人のペーパー編集者・アオイ(中山美穂)に出会うところから偶然始まる3日間の恋を描く。
プロデュースしたのは、「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」「花とアリス」「四月物語」などの作品を手がけてきた岩井俊二。
パリの街を散歩した気分に
パリの観光名所がいくつか出てきて、街を散歩している気分になれます。
家でゆっくり過ごしたいけど出かけたい気持ちもある…でもやっぱり家にいたい、そんなときにおすすめです。
フランス語や英語で会話するシーンも出てくるので、ちょっとした海外旅行気分にもなれそうです。
大きなハプニングが起きるようなストーリーではないので、感情の起伏なく落ち着いた気持ちで見られます。
夜におすすめ:『ミッドナイト・イン・パリ』
[ 出典 ] 『映画「ミッドナイト・イン・パリ」予告編』シネマトゥデイ(YouTube)
監督:ウッディ・アレン
出演:オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス
公開年:2011年
製作国:アメリカ、スペイン
あらすじ:パリの夜の街で昔の世界へタイムスリップ
ハリウッドで売れっ子の脚本家ギルは、婚約者イネズと彼女の両親とともにパリに遊びに来ていた。パリの魔力に魅了され、小説を書くためにパリへの引越しを決意するギルだったが、イネズは無関心。2人の心は離ればなれになり……。
[ 出典 ] ミッドナイト・イン・パリ:作品情報(映画.com)
「アニー・ホール」や「恋するバルセロナ」などを手がけてきたウッディ・アレン監督によるラブコメディ。
ほぼ毎晩垂れ流しにしていたこともあるので、軽く20〜30回は見ていると思います。
昔の文豪や画家たちと過ごすパリの夜
こちらも舞台はパリ。
まだ少し元気が残っているような夜に、部屋を間接照明だけで灯して流したい映画。
一人の夜でも、次から次へと作家や画家、芸術家が現れるから、寂しさを忘れます。
登場人物たちの特徴ある話し方や会話の内容を聞いているだけでも楽しい。自分がその世界の一人になったような気分。
その時々で現れる著名人が違うから、頑張ってストーリーを追おうと見ていなくても大丈夫です。
(もちろんストーリーはあるのですが。)
夜を、落ち着きはあるけど、ちょっぴりへんてこで、レトロで、愉快な雰囲気にしたいときにおすすめです。
まとめ:たまには映画を垂れ流しにしてゆったりお家で過ごしてみて
昼と夜、また、昼夜問わず垂れ流しにしたい映画をピックアップしてみました。
たまには映画を垂れ流しにして、頑張らずに、なんとなくその世界に浸ってみてはいかがでしょうか。