今社会人だけど、学び直しをしたい。
仕事をしながら夜間の学校に通ってみたいと思っているけれど、学生構成はどんな感じなんだろう?浮いたりしないかな…。
あくまでデザイン系専門学校の夜間部を例にですが、社会人もたくさんいるので、馴染めると思います!
私は社会人になってからデザイン系の夜間専門学校に通いました。2年制の学校だったのですが、最初の1年間は会社と両立しながら、2年目は退職して勉強に専念しました。
詳しい経歴はこちらへ。
私は入学前に事前に学校のパンフレットを読んだり、学校の受験生向けの説明会でお話を聞いたりしていたので、どのような学生構成かはなんとなくイメージしていましたが、周りの生徒がどんな人なのか、やはり不安でした。
もちろんどのような年齢、バックグラウンドを持った方がいようと、学校での勉強に関係はないのはわかっていましたが、それでも気になったものです。
そこで、今回は私が通ったデザイン系の専門学校を例にですが、どのような背景をもった学生が来ていたかを書いてみようと思います。
- 夜間の専門学校にどんな人が来ているのか気になる
- 自分の年齢で夜間の専門学校に行っても浮かないか不安
夜間専門学校(デザイン系)にはどんな人たちが来ているの?学生構成について。
人数
私が通っていた学校のコースでは1クラス当初約40人おり、2クラスありました。ただ、少しずつ人が減っていき、卒業する頃には1クラス約30人くらいになっていたと思います。
年齢層
大体18歳〜30代後半くらいの方がいました。
構成
学生は、大きく分けて以下のような方々がいました。といってもクラスメイトは様々な背景をお持ちでした。
- 高校卒業後ストレートで入学
- 美大以外の大学を卒業後ストレートで入学
- 美大卒
- 大学とダブルスクール
- 大学、短大、専門学校、または高校卒業後、就職、退職後入学(=社会人経験あり)
- 大学、短大卒業後、就職、または転職して正社員または派遣社員として現職中(=社会人経験あり)
私は入学当初は、上記の6に当てはまりました。
こうしてみると、年齢も背景も様々であったことがわかります。
では、上記の1〜6についてもう少し詳しく説明してみます。
1. 高校卒業後ストレートで入学
文字通りです。クラスにおよそ12%ほどいらっしゃいました。
高校卒業すぐ、と聞くと、すごく「若い」と思ってしまいましたが、グループワークで同じグループになることもあり、問題なく課題を進めたり、グループワークの延長で学校以外で食事に行くくらいの仲を築くことができました。
2. 美大以外の大学を卒業後ストレートで入学
2、3名ほどいたと思います。卒業学部も理系から文系まで様々でした。
3. 美大卒
こちらは4、5名ほどおりました。学校も有名どころばかりでした。
やはりデッサンや課題の制作になると、レベルの違いを見せつけられた気がしましたが(といってもみなさんとても謙虚でした)、アドバイスをもらったり、作品を参考にさせてもらったり、とても勉強になりました。
美大を卒業してもなおデザイン専門学校に来るくらいの高い意識を持った方が多かったような気がします。
4. 大学とダブルスクール
実はダブルスクールをしていた方はそこまで多くなかったです。1、2名といったところでしょうか。
大学と専門学校、両方の課題があるので、かなり苦労されている印象でした。
5. 大学、短大、専門学校、または高校卒業後、就職、退職後入学(=社会人経験あり)
感覚値だとクラスの大体2〜3割ほどいたと思います。
大学卒業後新卒で企業などに就職し、何年か働いた後退職し、学校に入学された方などです。働いていた業種は様々で、飲食、アパレル関係、医療系、美容系、広告関連、印刷業界など、職種も同じく幅広く、専門学校を卒業後、専門職(技術職)に就いていた方もいましたし、事務、営業、販売、マネージャー職、バックオフィス、その他様々でした。
6. 大学、短大卒業後、就職、または転職して正社員または派遣社員として現職中(=社会人経験あり)
およそ2割ほどおりました。あまり多くはなかった印象です。正社員として、となるとさらに数は少なくなり、私を含めて3名ほどでした。
こちらも業種・職種は上記と同様に様々でした。
ただ、日中は働いてその足で学校に来るので、なかなかタイムマネジメントに苦労している印象でした。遅刻がちな方も多かったです(私も含めて)。
まとめ:夜間の専門学校に来ている学生のバックグラウンドは様々
こうして見てみると、およそ4〜5割ほどの方が社会人経験ありだったことや、背景も十人十色で様々だったことがわかります。夜間部ならではの特徴ではないでしょうか。
もちろん、アルバイトしている方もたくさんいました。それもなかなか両立が大変そうでしたが提出される課題をみるといつも圧倒されました…。
この記事を読んで、どんな人たちが夜間の専門学校に来るのかなんとなくイメージしていただけたらうれしいです。