【アラサーOLおすすめ】青春系邦画3選・自転車に乗って風をきって走った気分になる爽やかな映画

外には出かけられないけど、なんだか今日は、自転車に乗って外を走りたい気分。風をきって、思いっきりどこまでも駆け抜けたい。家の中であっても、せめてそんな気分だけでも味わいたい。そんなあなたへ。

今回は、自転車に乗っているシーンが印象的な、風と青春を感じられそうな映画を3つピックアップしてみました。見ているだけで、なんだか爽やかな空気が吹き抜けるような、そんな映画です。

海街diary

あらすじ：鎌倉の姉妹の家族の物語

鎌倉に住む三姉妹の実父が他界する。葬式で、実父の再々婚相手との娘・すず（演：広瀬すず）に会い、鎌倉で4人で一緒に住むことに。何気ない日々を重ねて行くうちに少しずつ絆を深めていき、四姉妹の家族になっていく。

鎌倉のサッカーチームに所属することになったすずは、そこで風太（演：前田旺志郎）に出会い、腹違いの三姉妹には話しづらい、生前の父親の話もするようになる。

春の暖かい風に包み込まれながら駆け抜ける

ある日海辺に落ちていた桜の花びらを見て、桜のシーズンが終わってしまったのかとがっかりするすず。それを見た風太は、すずを自転車の後ろに乗せてあるところへ連れて行く。たどり着いたのは桜のトンネル。上を見上げると一面のやさしい薄い桃色。どこまでもこの景色が続くんじゃないかと感じるような長い道。

二人だけしかいない世界。桜がまるで若い二人をやさしく守ってくれているかのよう。この先もそのままで大丈夫、と。この時間が永遠に続けばいいのにと思ってしまいます。なぜかいつもこのシーンになると涙が出そうになるのはどうしてなんでしょうか。純粋なあの頃の心が懐かしくなってしまうからでしょうか。春の心地よい風がすーっと通り抜けて行くような気分になるシーンです。

ハルフウェイ

あらすじ：受験期の高校生カップルの静かな時間

北海道に住む女子高生・ヒロ（演：北乃きい）は、片思い相手の同じ学年のシュウ（演：岡田将生）に告白され、付き合うことに。二人は大学受験までの限られた時間を、一緒に勉強したり、通学路を自転車で帰ったりして過ごす。ある日、シュウが東京の大学を受験することを知り、ヒロの心は揺れ動く。

なんでもない日の帰り道を自転車で走りたくなる

映画に出てくるのは、どこにでもありそうな、なんでもない道。私の地元にもありそうな通学路。それなのに、しかも高校生なんて私にとってはもう10年以上前の話なのに、今さら自転車通学に憧れてしまいました。

別になんでもない、いつもと同じ一日だったし、今日も同じ道を自転車で帰る。でもたまにはどこかの芝生に自転車を投げ捨てて、寝っ転がって夕焼けに色づきそうな空を眺めたい。私は将来どうなりたいんだろう、って、考えているんだか、考えていないんだかわからないけど、そんな風にぼーっとしてみたかった。映画の内容とはずれてしまいましたが、この映画を見ていると、そんなことを考えたりしてしまいました。高校生と制服、制服と自転車って、どうしてこうも青春を彷彿とさせるんでしょうか。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争

あらすじ：やんちゃな田舎の高校生の青春

とある田舎町でイタズラに明け暮れる男子高校生グループとその町にやってきた駐在さんの仁義なき戦いの物語。舞台は夏。「ママチャリ」（演：市原隼人）率いる男子高校生7人組と駐在さんの戦いが熱く燃え上がる。脚本はドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「銀魂」などでお馴染みの福田雄一。くだらないけれども関心してしまうイタズラの数々に笑いあり、なおかつ感動ありの映画です。

夕日の中を仲間と一緒に一心不乱に突っ走る

「ママチャリ」という名の通り、主人公はお母さんのママチャリを乗り回しています。どこに行くにも基本的にママチャリ。微妙にサイズが合っていない感じがやんちゃな高校生っぽいです。田舎と自転車、と聞くだけで、私は広大な土地、広い空、そして真っ直ぐのびる大きな道のど真ん中を駆け抜けるイメージが頭に浮かぶのですが、映画の中の景色もそれに似ていました。高校生の夏休み、部活が終わると駅から家までのんびり自転車で帰った日々を思い出します。本当はだめだけれども、滅多に車は来ないから、道路の真ん中を走ってみたり。

ネタバレになってしまうので詳しくは書けないのですが、あることを達成するため、オレンジ色に染まり始める空をバックに畑の中の道を自転車で一心不乱に駆け抜けるシーンがあるのです。ここが「ザ・青春」という感じで、友情っていいな、一直線に目の前の目標に向かって走るっていいな、と思ってしまうのです。FUNKY MONKEY BABYSの曲も、その気分を高めてくれます。

まとめ：外を自転車で駆け抜けたくなるような映画

外を思いっきり自転車で走った気分になれる映画をご紹介しました。

どの映画に出てくる景色も、四季を感じられるようなものばかりなので、外出がなかなかできなくても、少しでも外の風景をイメージして爽やかな気持ちになっていただけたらいいなと思います。

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